失敗のない屋根塗装を！優良業者の見分け方や悪徳業者の特徴を解説！
外壁塗装はご自宅の美観を左右する工事なわけですから、できれば失敗のない、信頼できる業者に依頼したいものですよね。
特に外壁塗装というのは、「丁寧な施工 or コスパ重視の施工」で費用が大きく異なる作業ですから、中には「ある程度手抜きをした、コスパ重視の施工」を行う業者が存在するのも事実なのです。
ではこれらの業者を見抜き、信頼できる塗装業者を見つけるには、どのような点に注意しながら会社を選べば良いのでしょうか？
本記事では「信頼できる塗装業者」の選び方について詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください！
「そもそもなぜ外壁塗装が重要なのか？」については、下記記事でより詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください！
関連記事：『外壁塗装はなぜ必要？塗り替えサインや費用感、放っておくとどうなるかも解説！』
そもそも「信頼できる塗装業者」の特徴は？
ご自宅の住宅塗装を依頼する場合、できれば信頼できる塗装業者に、失敗のない施工をお願いしたいものですよね。しかし、そもそも「信頼できる塗装業者」とは、どのような業者のことを指すのでしょうか？
私たち塗装業者からみた「信頼できる塗装業者」というのは、
- 事前の無料診断をしっかりと行っている会社
- 高い品質の作業を、適切な価格で提供できる会社
- しっかりとしたアフターケアを行っている会社
だと言えます。
中には「コスパ重視の施工」を行う業者も一定数ありますが、外壁塗装においてコスパ重視で依頼を行ってしまうと、
- 思ったような仕上がりと違う…
- 塗装後に塗料が剥がれ落ちてきた…
- 問い合わせてもアフターフォローに応じてくれない…
など、後々トラブルに繋がってしまうケースが多くあるのです。
そういった業者に当たらないためにも「作業費用の適正性」「アフターケアの体制」「見積りの透明性」などといった観点も踏まえて、信頼できる業者選びを行う必要があるのです。
信頼できる業者選びの「5つのポイント」とは？
先で「信頼できる塗装会社」の定義についてお話しましたが、実際に信頼できる塗装業者かどうか？を見極めるにはどのような点をチェックすればいいのでしょうか？ここからは、塗装業者を選ぶ際の指標にしたい「5つのポイント」について解説していきます！
①：その業者の「実績・評価」をチェックする
失敗しない塗装業者を選ぶ方法として「これまでの施工実績・評価のチェック」があります。自社の施工に自信を持っている業者というのは、自社のWebサイトやパンフレットなどで過去の施工例を公開しているケースが多く、中には施工後の「お客様の声」などを掲載しているケースもあります。
「コスパ重視で評判の低い業者」の場合、そもそもこういった実績や評価を載せたくないものですから、まずはその業者の実績や評価があるか？を確認するようにしましょう。
②：職人が持つ「資格・認可」を確認する
塗装業者を選ぶ際には、その業者や職人が持っている「資格・認可」も判断基準となります。たとえば「一級塗装技能士※」のような塗装に関する資格を持っている職人をかかえている業者は、その分、技術力や経験値が高い職人が在籍しているといえるでしょう。
ただし、資格や許可だけで業者を選ぶのはNGです。なぜなら、許可・免許を持っている業者であっても、不正な営業手法を行わないとは言い切れないからです。
そのため、資格や許可はあくまで一つの判断基準として、他の要素と合わせて総合的に業者を評価する必要があります。
※「一級塗装技能士」の取得は実務経験7年を要する資格なため、それだけ多くの経験と能力がある証拠といえます。
③：「見積もり価格の妥当性」を確認する
外壁塗装を依頼する際には見積りを依頼すると思いますが、その見積りが「適正かどうか？」をしっかりと判断することも大切です。
価格が高すぎる場合であれば、不要な代金を請求されているケースもありますし、逆に価格があまりにも低い業者では、塗料を薄めたり、手を抜いた施工を行う可能性もあるでしょう。これはどちらのケースも避けたいところですね。
また塗装費用というのは、地域や使用する材料、塗装する壁の状態によっても大きく変わるため、一概に「この価格帯が適正」とは言い切れないものです。そのため、最低でも2～3社以上の業者から見積りを取り、それぞれの見積りを比較することで、より良い業者を見分けるようにしましょう。
当社が本社を置く、埼玉県秩父市の費用相場（見積もり金額）については、下記記事で詳しく解説していますので、ぜひこちらもあわせてご覧ください！
関連記事：『秩父市の外壁塗装の費用相場は？費用を抑えるコツや助成金も解説！』
④：「住宅の診断結果」を説明してくれるか確認する
外壁塗装を行う場合、塗装職人がご自宅の現状を確認し「どんな作業が必要か」「どの塗料が適切か」を判断することが一般的です。
そもそも外壁の状況というのは一軒一軒異なるわけですから、こういった診断を行うことは必須条件です。
さらに、そういった診断を通して分かった事実や、今やるべき施工について、現場写真などを踏まえてしっかりと説明してくれる業者こそ、信頼性の高い業者といえるでしょう。
⑤：「保証やアフターサービスの有無」を確認する
外壁塗装業者を選ぶ際、保証やアフターサービスに関する確認はマストで行うようにしましょう。これは単なる業者選びの一環を超えて、もし施工中や施工後に何らかの問題が発生した場合の対応に大きく関係してきます。
たとえば、施工中に思わぬ事故が発生した場合、業者が適切な保険に加入していれば、その保険から費用の負担や補償が行われますが、そういった保険に加入していない場合、家の損傷や隣人への被害はすべて依頼者の負担となってしまうケースがあります。
また、施工完了後に何らかの不具合や欠陥が見つかった場合にも、業者がしっかりとしたアフターフォロー体制や保証期間を設けているかどうかで、補修や塗り直しを行ってくれるか？が分かれるため、施工中・施工後の「もしも」に対応している業者か？も業者選びの基準として確認しておきましょう。
悪徳業者にありがちな「手抜き工事」とは？
冒頭でも解説した通り、外壁塗装は「手抜き工事」によって大きくコストを下げられるため、依頼者が気づかないように、少しずつ手抜き工事を行う業者が後を絶ちません。
ここからは、悪徳業者にありがちな「手抜き工事」について詳しく解説していきますので、依頼先の業者がこれらの作業を行っていないか？をぜひ確認するようにしてください。
①：塗装前の「高圧洗浄」を行わない
外壁塗装における「高圧洗浄」というのは、外壁に付着した汚れや古い塗膜をしっかりと落とす目的で行われます。
一見単純な作業に見えるかもしれませんが、この高圧洗浄を適切に行わないと、塗装後の仕上がりが不均一になったり、新しい塗料がしっかりと外壁に定着しないため、塗装が剥がれやすくなってしまうのです。
高圧洗浄は、見積もりに記載されていないことも多いため、まずは「外壁の洗浄を行ってくれるか？」を確認するようにしましょう。
②：適切な「下地処理」を行わない
下地処理というのは、外壁に発生しているひび割れや凸凹、さらには壁材の劣化などを補修する作業です。
これらの作業を省略してしまうと、新しい塗料が外壁に付着しづらくなり、塗料の耐用年数が想定より短くなってしまいます。
さらに、ひび割れや凸凹がそのままだと、水分や湿気が壁内に侵入しやすくなり、結果として壁材がさらに劣化する恐れがあるのです。
もちろん下地処理の詳しい内容について確認するのは難しいと思いますので、まずは「下地処理作業が含まれているか、何のために行うか？」などを聞き、しっかりと説明してくれるか？を確認するとよいでしょう。
③：塗料ごとの「適切な希釈率」を厳守していない
外壁塗装というのは塗料をそのまま塗布するわけではなく、シンナーや水を使用して、塗料を適切な量に希釈してから塗布します。
この希釈を行う適正量のことを「希釈量・希釈率」といい、塗料ごとに適正値が定められているのですが、材料費を削減するために必要以上に薄めてから使用する業者も一定数いるのが現状です。
このように過度な希釈が行われると、塗料の品質が低下し、外壁の防水性や耐久性が低下するだけでなく、仕上がりの色も均一でなくなるため、美観にも影響を与えてしまうのです。
実際に「適切な希釈率で塗布しているか？」を確認することは難しいかもしれませんが、業者によっては質問を行うことで「しっかりと希釈率を守る or そもそも依頼を受け入れない」などの篩（ふるい）にかけることもできますので、まずは依頼前に確認しておくのがベストでしょう。
下記記事では外壁塗装における「塗料」について解説していますので、塗料についてより詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください！
関連記事：『塗料選びはなぜ重要？外壁塗料の種類とそれぞれの特徴まで解説！』
末永くご自宅を護るためにも、
安心・信頼できる塗装業者選びを
外壁塗装は一見単純な作業に見えて、実際には多くの工程と専門知識が必要です。そのため、各工程において手抜きのない信頼できる塗装業者を選ぶことが、ご自宅を末永く美しく保つために大切なのです。
業者選びの際には、今回ご紹介したポイントも踏まえながら「安心・信頼できる業者」を選ぶようにしましょう。
当社では、一級建築施工管理技士、一級塗装技能士の資格を取得した職人が、お客様のご自宅の状況をしっかりと確認。一軒一軒のご状況にあわせた適切な施工で、ご自宅をより美しく蘇らせます。
埼玉県（秩父市・秩父郡）で外壁・屋根塗装なら、上林塗装にお任せください！